瀬戸高等女学校校歌

作歌:文学博士 尾上八郎

  1. 林と立てる煙突の
    天つみ空は暗けれど
    思あかるき諸人に
    吐かざる日なき黒煙
    国の富をもつくりつつ
    我ら処女はならひてむ
  2. 昔の人のいそしみを
    正しく強く艶やかに
    わが陶磁器のある如く
    さながら今に伝へ来て
    やさしく堅く滑らかに
    われら処女は生ひたたむ
  3. 猿投の山にむかふ間も
    師の御教をくりかへし
    御世の光となりぬべく
    陶祖の碑をばみる時も
    心練りつつ磨きつつ
    われら処女はつとめてむ
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